企業の内部統制の話題が、いろいろと出ています。
中小企業は直接規制を受けるわけではありませんが、
まったく考えなくてもいいというわけでありません。
人数が少ない中小企業の場合、内部統制よりも効率が優先されます。
そのため、経理がいろいろな仕事を兼務している会社が少なくありません。
経理が請求書を発行して、入金管理もしています。
業者からの請求書も、経理がチェックして支払っています。
お金の出し入れも経理がやって、同じ人が会計帳簿も付けています。
●あなたの会社では、経理社員が休むと何の業務が困りますか?
周りの人たちも、面倒くさい事務処理はなんでも経理に回します。
しだいに仕事のやり方は、経理がやりやすいように組まれていきます。
慣れている人が、一人でやったほうが早いので、同じ人が長く担当します。
仕事の手順や作業方法などは、経理担当者の頭の中にしかありません。
こうして中小企業では、経理がやった仕事を社内でチェックしなくなります。
経理は書類だけで処理するので、取引の内容に関してはよく理解していません。
●あなたの会社では、取引の結果を誰がチェックしていますか?
中小企業の場合、内部統制のルールをすべて適用するのは大変です。
しかし、会社として最低限の内部牽制のルールは決めておきたいものです。
たとえ事務処理は経理が担当したとしても、取引の結果については、
営業や業務担当者や管理職が責任を持ってチェックするようにします。
事務処理については、ミスや不正を起こりづらくするために、
コンピュータ化したり、アウトソーシングする会社もあります。
経理も自分の仕事をしまいこまずに、もっとオープンにして、
チェックしてもらう姿勢が大切です。
一人では気がつかない部分を、社内で検証する仕組みが必要です。
★事務処理を合理化して、早く結果をフィードバックしましょう!
経費精算の結果が会計仕訳に連動するので、作業時間が3分の1になります。
★『PCA会計』『財務応援』『弥生会計』『勘定奉行』に対応!
経費精算の結果が会計ソフトへ仕訳連動する『経理がよくなるワークフロー』
2008年1月からさらにバージョンアップ!
今なら、すべての機能を無料で体験できます!
詳しくはこちら => http://www.keiri4970wf.jp/
最近のコメント