先日、ウチの会社に税務調査がありました。
会社の概要を説明したあと、調査官から経理資料を要求されます。
「それでは、帳簿を見せてもらえますか?
とりあえず、元帳と、請求書綴りと、支払い関係の書類、
あと現金出納簿をお願いします」
「すいません。現金置いてないので、出納帳はありません」
と、私が答えると、
「現金ないんですか、ではどうやって経費精算しているんですか?」
と、調査官。
「立替経費は、月末に1ヶ月分をまとめて申請して、
翌月の給料と一緒に振り込んで精算しています」
領収書やSuicaの交通費明細などが貼られた経費申請書を
見せながら説明すると、調査官も納得していました。
●あなたの会社は、税務調査のときに何を見せていますか?
支払い関係の請求書などは、支払ったときにWebバンキングの
振込結果と一緒に、まとめて支払ファイルに綴じこんでいます。
支払いはすべて25日に一括してWebバンキングで振り込みますので、
支払いが完了したら、古い順に綴じこんでいるだけです。
口座振替などの書類も、1ヶ月分をクリアポケットに入れて、
支払ファイルに入れています。
調査官は、経費や支払関係の書類を1年分見た後、
「誰が、何を使って、いつ精算されたのかがわかって助かります」
と言っていました。
おかげで、調査中、追加の資料の提示を求められることも、
ほとんどありませんでした。
●調査官は、あなたの会社の何を見ていますか?
調査の資料説明に時間がかからなかったのには、
もう1つわけがあります。
売上や支払、経費精算の書類を、すべてワークフローで
処理していたからです。
請求書番号、支払申請番号、経費精算番号が、ワークフローで発番され、
会計ソフトへ連動されるようになっています。
したがって元帳には、証憑書類の番号、取引先名などが印刷されています。
資料と会計帳簿とが、1対1に対応しているので、わかりやすいのです。
時間をかけない合理的な経理処理や、資料のファイリングの仕方は、
税務調査でも好評でした。
★税務調査のために、後処理に時間をかけるのはやめましょう!
経理を合理化したい人のために、
『経理合理化プロジェクト』第7回全国大会が開催されます。
今回のテーマは”経理のアウトソーシング”です。
4月17日(木)午後、東京国際フォーラムで開催されます。
詳しくはこちら、↓ ↓ ↓
http://www.keiri4970.com/xoops/modules/eguide/event.php?eid=4
経費精算をデジタル化すると、作業時間が3分の1になります。
★『勘定奉行』『弥生会計』『PCA会計』『財務応援』に対応!
経費精算の結果が会計ソフトへ仕訳連動する『経理がよくなるワークフロー』
2008年からさらにバージョンアップ!
今なら、すべての機能を無料で体験できます!
詳しくはこちら => http://www.keiri4970.com/wf_index.html
★『経理がよくなるワークフロー』のサイトがリニューアルしました!
=> http://www.keiri4970wf.jp
最近のコメント