こんにちは、『経理合理化プロジェクト』児玉尚彦です。
経理事務を簡単にスピーディーにする情報をお届けしています。
今回は、経理の時間配分についてです。
企業の経理担当者の仕事を見ていると、ほとんどが過去の仕事をしています。
経理事務は、取引結果の後始末だからです。
どこの会社でも、経理担当者の80%以上の時間が後始末に費やされます。
経費精算、支払、伝票処理、帳簿付け、集計などの作業です。
ビジネス環境の変化が激しい現代において、
重要なのは、過去のことよりも、今とこれからのことです。
仕事の後始末も大切ですが、それ以上に、今日、明日の資金繰り、
来期の予算、今後の事業計画のほうが会社にとって重要です。
●あなたは、過去の仕事に何%の時間を使っていますか?
過去の仕事(取引結果の整理、集計)は、ルールが決まっていて、
結果が確定しているので、単純作業です。
単純作業は、やり方さえ教えれば誰にでもできます。
機械化することも可能です。
その結果、経理事務はシステム化され、アウトソーシングが進んでいます。
それに対して、今とこれからの仕事(資金繰り、予算、計画等)は、
日々状況が変わるので、自分の頭で考えて予測しなければなりません。
会社のことや、経営者の考え方がわかっていないとできない仕事は、
機械化やアウトソーシングができません。
●あなたは、今日、会社がどういう活動をするか知っていますか?
企業経営者が、経理に期待しているのは、過去の仕事よりも、
今とこれからの仕事です。
それなのに、経理の人は、過去の仕事が自分の仕事だと思っている人が
少なくありません。
経理が、経営者の期待に応えるためには、過去の仕事(経理事務)から、
今とこれからの仕事にシフトしていく必要があります。
経理事務をいかに合理化して、今とこれからのことを考える時間を確保できる
かにかかっています。
★過去の仕事を合理化して、今とこれからの仕事をしましょう!
経理が、今とこれからの仕事をするために欠かせないことが2つあります。
「経営者の考え方を知ること」と「会社のお金の流れを理解する」ことです。
難しいキャッシュフローの理論の本を読んでも、実務では使えません。
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