経理に配属された社員がまずやらされるのは、基本的な事務作業です。
経費精算、支払、伝票作成、帳簿づけです。
基本的な事務作業をすることにより、取引や資金の流れを把握できるようになります。
伝票処理をすることにより、会社の動きを知ることができます。
新しい経理社員には、まず事務処理をすべて手作業でやらせる会社もあります。
手で書くことにより、頭と体で取引を覚えさせるのだそうです。
●あなたは新人時代にどうやって仕事を覚えましたか?
手で書くことにより、確かに事務作業を体でマスターできるかもしれません。
しかし、手書きをやらせるデメリットもあるのです。
新人経理社員に、すべて手書きで事務作業をやらせていた会社での実話です。
新人経理社員が入社数ヶ月で辞めてしまったのです。
経理課長は、「最近の若いヤツは...」とボヤいていました。
その後も2人、3人と、入社しては辞めていきました。
辞める前に言われました。
「いつまで手書きで作業をさせるんですか?」
さすがに、経理課長も時代が変わったことに気がつきました。
その次の社員からは、手書き作業は大幅に減りました。
●あなたの会社の仕事の仕方は、時代に合っていますか?
では、手書きで仕事をしないと、仕事が覚えられないのでしょうか?
手書きだと、本当に取引の流れや資金の流れがつかめるようになるのでしょうか?
もちろん、手書き作業によるメリットをまったく否定するつもりはありません。
しかし、伝票を手で書いてみなくても、取引を理解することは可能です。
手書きをするメリット(取引の習得)より、手書きをするデメリット
(経理社員の退職)のほうが大きくなったということです。
★時代に合わせて、効率的に仕事をマスターしていきましょう!
時代に合った経理のやり方と言えば、IT化とアウトソーシングです。
新しい経理のスタイルを知っておくと便利です。
■【経理を仕訳入力から解放する『経理がよくなるワークフロー』】DVD
詳しくは==> http://tinyurl.com/yqezlc
■【月間約45万仕訳を処理する上海会計処理センターの全実】DVD
詳しくは==> http://tinyurl.com/yozzhe
最近のコメント