『経理合理化プロジェクト』では、経理業務の効率改善のお手伝いをしています。
そのとき、最初に手を付けるのが、社員の立替経費の精算業務です。
まずは、どこの会社にもある小口現金をなくします。
簡単にできて、すぐに効果が出るからです。
キャッシュレス化のメリット
キャッシュレスにすると何がいいかというと、「現金出納」という仕事がなくなります。
現金出納業務を、誰がしているかというと、正社員です。
給料の高い正社員に、現金の出し入れをさせるのはモッタイナイ話です。
小口現金を廃止する
経費精算の依頼があると、経理担当者が小口現金の出し入れを行ないます。
つり銭がなかったりすると、銀行へ両替に行ったり、コンビニへ小銭を崩しに行きます。
入出金の取引内容を出金伝票に書き、それを現金出納帳に転記し、電卓で集計します。
金庫の現金を数えて現金出納帳の残高と照合します。
人間がやる仕事ですから、現金が合わないということがあります。
合わない場合、その原因究明に30分ぐらい要することも少なくありません。
そして1日の業務終了後、上司が立会いのもとに、金庫の中の現金を数えます。
1万円が何枚、100円玉が何個と金種別集計票に記録します。
小口現金があるだけで、これだけの仕事をやらなければなりません。
★あなたの会社では、小口経費の精算に毎月いくらコストをかけていますか?
古い習慣を捨てる
小口現金制度は、昔からどこの会社でもやっていることなので、あってあたりまえ、
ないと不便とおもいがちです。
しかし、実際に小口現金制度を廃止してみると、意外と簡単です。
キャッシュレスにした後、困ったという話は今まで聞いたことがありません。
現金を数えて、袋詰めするわずらわしい仕事がなくなります。
現金の残高があわなかったときのあの悲惨な状況からも解放されます。
現金の残高があわない場合、疑われるのは当然経理担当者です。
このようなストレスから、経理社員を早く開放してあげましょう。
★いままでの前提を捨てて、「現金がない」やり方を選択してみましょう!
◆具体的なやり方を知りたい方は、
『キャッシュレス、伝票レス、社員レス!ココまでできる経理の合理化』
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