日本では、年度の関係があり、3月決算の会社が多いと言われています。
たくさんある3月決算の会社の決算の状況を見ていると
面白いことに気がつきます。
決算がまとまる時期は、大企業は早く、次に中堅企業、
そして中小企業、最後が零細企業の順番です。
会社の規模が大きいほど、取引が多いので、決算業務も大変なはずです。
取引の少ない中小企業なら、決算も簡単にまとまりそうです。
なのに決算がまとまる時期は、大企業が早く、中小企業は遅いのです。
●あなたの会社は、いつ頃、決算がまとまりますか?
なぜ、取引の多い大企業のほうが、決算が早くまとまるのでしょうか?
早くしろ、という人がいるからです。
結果が早くでるのを待っている人がいるからです。
決算の大きな目的の1つが、利害関係者に結果を報告することです。
大企業は、株主に早く結果を報告しなければなりません。
中堅中小企業は、銀行へ結果を報告します。
小さい会社は、株主=社長、資金調達も社長自らするので、
結果を報告する人がいません。
外部へ結果を報告する必要がない小さい会社は、
税金の申告期限が、決算をまとめる期限になっているのです。
●あなたの会社は、誰のために決算をまとめていますか?
大切なのは、仕事の納期を決めることです。
納期を決めるということは、
「誰のために」仕事をするのか、
「何のために」仕事をするのか、
をハッキリさせることだからです。
納期は、仕事の目的を定義する大事な要素です。
★納期を決めて、仕事の目的をハッキリさせましょう!
決算業務を早めるには、経理事務のIT化が有効です。
【推薦】
ベストセラー『「決定」で儲かる会社をつくりなさい』の著者
(株)武蔵野 小山昇社長
「中小企業こそグループウェアやワークフローを活用して、
社内の事務作業を減らしていかなければなりません。
こうすれば、インターネットで全員が情報を共有でき、
同じことをいちいち社員が入力しなくてもすみます。
人間がやることを減らして、コンピュータにさせることです。
これが合理化のポイントです。」
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