「今度入った経理社員に、どの仕事から引き継げばいいでしょうか?」
先日、経理合理化セミナーの後、受講者から質問を受けました。
今、自分が担当している仕事を、どういうやり方で、いつ頃から任せるか
について、その人は悩んでいたようです。
話を聞いてみると、最初は、
「心配なので、大事な仕事は任せられない」
と言っていましたが、どうやらこれはタテマエのようでした。
よく聞いてみると、ホンネの部分は、
「自分の仕事を任せてしまったら、自分がやる仕事がなくなる」
ということが不安だったようです。
●あなたが、他人に仕事を任せるのに障害となっているものは何ですか?
同じ仕事を繰り返していると、その仕事から離れられなくなってしまいます。
新しい仕事にチャレンジするのは、リスクがあるからです。
次のステップに行く勇気がないと、そこで立ち止まってしまいます。
そうなると、次の人がステップを上がってこれません。
新しい社員が入ってきたということは、自分も次のステップに行くように
会社が期待しているのです。
引き継ぐことを考えないで仕事をすると、仕事が人に依存していきます。
その人に聞かないと、誰もわからない状態になります。
自分にしかできない仕事をつくることは、危険です。
その仕事から、抜け出せなくなるからです。
仕事が安定するように見えますが、実は自分の成長を犠牲にしています。
●あなたの仕事は、いつ、引き継ぐ予定ですか?
経理事務を長く続けることには、リスクがともないます。
事務作業中心の仕事では、あまり成長が期待できないからです。
成長している企業を見ていると、社員もドンドン成長しています。
社員が新しい仕事にチャレンジし、レベルの高い仕事を身につけていきます。
今までやっていた仕事は、下に任せていきます。
逆に、あまり成長していない企業は、社員の成長が見られません。
社員は毎日、ルーティン的な仕事ばかりをしています。
向上心をなくした社員は、成長が止まります。
社員が成長しない企業は、衰退していきます。
質問にきた人も、最後にアンケートに次のように書いていました。
「今日のセミナーを聞いて、今のままだと自分の将来はないと感じました。
私の仕事は新しい人に任せて、私は上の仕事に挑戦してみます。」
★今の仕事は卒業して、次のステップに行きましょう!
仕事を人に依存させないためには、手順化して機械化するのが得策です。
売上や支払、経費精算などの事務処理を、すべてパソコンで簡単に処理できる
ようにしたのが、『経理がよくなるワークフロー』です。
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