経理の仕事は、会計処理が中心です。
会社の取引結果は、すべて会計処理を通して集計されていきます。
会計処理で、最も時間がかかっているのが、”経費”です。
全体の会計仕訳の件数の半分以上を占めています。
実際の取引は、売上や仕入のほうが多いのですが、
売上と仕入は集計されて、合算で計上されています。
それに対して、経費については、取引ごとに領収書の単位で、
細かく会計処理が行なわれています。
バス代210円、文房具代315円、と少額な経費について、
個別に伝票が作成され、現金出納帳に記入されて、仕訳入力されます。
こうして、会計処理作業の半分以上の時間が、
少額な経費の計上に費やされているのです。
●あなたの会社の経費の仕訳件数は、何件ですか?
『経理合理化プロジェクト』では、社員の立替経費の精算を月に1回にする
ことを推奨しています。
社員が1ヶ月間でつかった経費を集計して、
経費精算書にまとめて申請してもらいます。
経理は、1ヶ月分を個人の銀行口座に振込んで精算します。
そして、経費の会計処理については、細かく領収書ごとに仕訳をせずに、
1ヶ月分を勘定科目ごとにまとめて計上してしまいます。
仕入れた商品をその都度細かく会計処理せずに、
月の合計で計上するのと同じです。
●あなたは、どのような単位で会計処理をしていますか?
会計処理の役割は、取引結果の集計です。
業績の集計結果を早く出すことが求められます。
まずは結果を出すことを優先します。
細かい分析は、その次です。
経費の細かい内訳が知りたいのであれば、会計とは別に分析します。
商品別の売上高や、顧客別の単価を、会計で分析しないのと同じです。
できれば、経費精算は紙ではなく、デジタル化していくと便利です。
デジタル化すれば、エクセルなどで分類や集計が簡単だからです。
経費を申請する人も、毎回紙を書くのではなく、
前月のデータをコピーしてくれば、手間がかかりません。
経理もそのデータをもらえれば、1ヶ月分を簡単に集計して、
合算で経費計上できるとともに、振込精算の準備も楽です。
★経費をまとめて計上して、会計処理時間を短縮しましょう!
経費精算が簡単にデジタル化できるのが、
『経理がよくなるワークフロー』です。
社員は前月分のデータをコピーしてきて、簡単に経費精算の申請が可能です。
上司の人もインターネットで、どこにいても承認ができます。
経費精算の結果が、そのまま会計ソフトの仕訳データに変換できるので、
経理社員が仕訳データを入力する必要がありません。
まずは、どんなに簡単なのか、無料で体験してみてください!
詳しくは ==> 『経理がよくなるワークフロー』
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