私は仕事柄、いろんな会社の決算書を見ます。
2,3年分を並べて変化を確認します。
そのとき困るのは、経理処理が継続していない場合です。
勘定科目が年によって変わっていることが少なくありません。
経理担当者が替わると、
経費科目の分類が変更されていることがよくあります。
経理担当者に、科目を変更した理由を聞いてみると、
「そのほうが慣れているから」「いつもそうしていたから」
という個人的なもので、判断基準はあいまいです。
●あなたは、勘定科目をどうやって決めていますか?
営業で車をよく使う会社では、「車両費」という勘定科目を使います。
車関係の諸費用は、すべてこの「車両費」勘定で処理します。
1年分の「車両費」を集計して、車の台数で割ると、
1台あたりの年間費用がわかります。
予算を組むときも、来期、車を1台増やすと、
費用がいくらかかるかがすぐに計算できます。
しかし、経理には細かいとろを気にする人が多いので、
勘定科目もやたらと細かく分類したがります。
自動車税は「租税公課」、自動車保険は「保険料」と、
経理的な判断基準で科目を分類してしまいます。
どちらが正しいということではありません。
何のために分類して集計するかが大事なのです。
●あなたの会社は、どういう目的で経費を分類していますか?
アウトプットを見る人のことを忘れてしまうと、
作業を細かくやることで自己満足してしまうので危険です。
何のために、どうやって分類して集計するのかは、
個人の判断ではなく、会社のルールです。
小さいことほど、ルールを決めておくと、
作業する人がムダな時間を使わずにすみます。
★勘定科目を個人で判断するのをやめて、ルール化しておきましょう!
毎月使う経費は同じなので、経費精算のときに選ぶだけにしておくと便利です。
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