<ニューヨーク経理事情!>
6月4日(月)から一週間、ニューヨークへ行ってきました。
目的は、アメリカの企業経理と会計事務所サービスの視察です。
短期間で10社を回って話を聞いてきました。
ここ2,3年の大きな変化は、大企業はやはりSOX法対応です。
注)SOX法:米国のサーベンス・オクスリー法、会計監査制度の充実と企業
の内部統制強化のための制度。日本でも2008年3月から制度化される予定。
上場企業は、SOX法の対応のために売上高の約2%の費用負担を
強いられるようです。
そのおかげで、アメリカの監査法人はSOX法関係の収入増が著しく、
どこも「会計士が足りないほど忙しい」とのことでした。
●あなたの会社の内部統制は、大丈夫ですか?
SOX法の影響を受けないアメリカの中小企業については、
ますます合理化が進んでいるようでした。
アメリカの中小企業では、請求書の支払から、給与計算、会計処理まで
経理事務をアウトソーシングするのが普通のようでした。
実際の処理は、インドの記帳代行会社が安く請け負っていました。
また、会計処理については、クイックブックスなどの会計ソフトも
かなり普及しているとのことでした。
経理のIT化とアウトソーシング化については、会計事務所が主導で
支援をしていました。
●あなたの会社は、何の作業をIT化し、アウトソーシングしますか?
アメリカの企業のオフィスの中も見せてもらいました。
書類の電子化がかなり進んでいるようで、資料室のスペースは年々
小さくなっているとのことでした。
会計基準や法規集をはじめ、出力帳票類などが電子化されていて、
必要な資料は必要なときにサーバーから取り出すとのことでした。
ただし、個人の机の上は、みんな紙の資料が山積みされていて、
紙を見ながら仕事をするのは変わっていないようです。
情報を共有し、情報へのアクセスを速くするのが目的のようです。
★生産性を上げるために、オフィス環境と仕事のやり方を変えてみましょう!
■経理書類の電子化なら、『経理がよくなるワークフロー』が簡単です。
<『経理がよくなるワークフロー』今なら無料体験申込み受付中>
https://www.keiri4970.com/wf_index.html
最近のコメント