経理の人の仕事を見ていると、毎月試算表を作ったら終わり、
という人が少なくありません。
試算表(Trial Balance)とは、もともと、借方と貸方の合計が
一致していることを検証するために作るものです。
手で集計していた頃は、右側と左側がなかなか合いませんでしたから、
貸借を合わせるのが、ひと仕事でした
今はコンピュータが集計するので、合わないことがありません。
経理の人は、仕訳データを入力するだけです。
ですから、試算表を作って、毎月の仕事が完成だと思っている人は、
入力作業が自分の仕事だと認識しているということです。
●あなたが、毎月試算表を作る目的は、何ですか?
本来は、月次試算表を作ってからが仕事の始まりです。
内容を確認して、経営者に報告します。
ポイントは、早く、わかりやすく説明することです。
経営者の視点に立たないと、要領を得ない説明になってしまいます。
経営者が気にしているのは、次の3つです。
1.儲かっているか
2.お金は足りているか
3.問題はないか
経営者が知りたいことを、早く、わかりやすく伝えるのが、
経理の大事な役割です。
●あなたは毎月、いつ、何を、どうやって経営者に伝えていますか?
経理は、経営者の視点で集計結果を分析します。
過去のデータや予算と比較して、売上、費用、利益
の金額や率をチェックします。
お金の動きを見ながら、運転資金の状況、設備投資の予定、
人材の採用予定などと照らし合わせます。
異常値が発生していたら、現場に行って、原因を確かめます。
そして、集計データの中身を検証した結果を、経営者に伝えます。
経営者は、タイムリーでわかりやすい報告を待っています。
経理は、集計してからが、本当の仕事の始まりなのです。
★素早く集計して、経理本来の仕事にパワーを集中しましょう!
月次試算表を早く集計するには、便利なツールを使うと効率的です。
インターネットバンキングの預金データを会計仕訳に変換できれば、
毎月の会計処理は大幅に改善できます。
【早業BANK】なら、インターネットバンキングからダウンロードした
預金取引が弥生会計に仕訳変換できます。
詳しくはこちら=> http://tinyurl.com/yrldp7
『経理がよくなるワークフロー』と組み合わせて使うとさらに効率的です。
経理が本当に仕訳入力作業から解放されます。
まずは、どんなに簡単なのか、無料で体験してみてください!
詳しくは ==> http://www.keiri4970.com/wf_index.html
最近のコメント