今回は、経理の処理効率についてです。
先日、政府のIT戦略本部の会合で、民間事例として、精密大手のキャノンが
社内で行なっている出張旅費精算システムが紹介されました。
システム導入前は、紙ベースの書類を各職場の庶務がとりまとめて、人事部へ
送付し、人事担当者が申請書をチェックしていました。
社員7,000人、年間15万件の出張精算業務は、何人もの手を介していましたが、
今では1人の人事担当者がシステムで処理しているそうです。
システム導入後は、社員がパソコンで申請し、精算から振込みまで、
2日(以前は7日)で処理されています。
手続きの結果は、出張者へ電子メールで自動送信されます。
以前は、担当者が申請書を1つずつ目視でチェックしていましたが、現在は、
過去データと合わせて異常値がパソコンで表示されるので不正も減っています。
●あなたの会社では、経費精算をどうやって処理していますか?
システムを導入するだけではなく、社内の複雑な諸規定や運用ルールを統一
したり、簡素化することも重要です。
社内の事務処理を、シンプルにして、IT化すると、
大幅なコスト削減ができます。
事務処理の手間が減ると、その時間を本業に有効に使えます。
ムダを省くと、会社の貴重な資源である「お金」と「時間」と「能力」が
活用できて、生産性がグッと上がります。
事務処理の生産性向上には、ITの活用が有効です。
●あなたの会社は、事務処理をどの程度IT化していますか?
政府のIT化がなかなか進まないのには、理由があります。
IT化して処理が効率化すると、人を減らさなければならないからです。
一般企業は、そんな非合理的な心配をする必要はありません。
人材には、もっと本業に貢献する仕事をしてもらわなければなりません。
事務処理に、貴重な人材を使うようなことはしていられないからです。
★事務処理をIT化して、人材を有効活用しましょう!
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